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<研究ノート>大学進学以前の家庭的背景が将来の学習意識形成に及ぼす影響:大学での学びと卒業後の仕事に関するパネル調査をもとに
https://dcu.repo.nii.ac.jp/records/2000015
https://dcu.repo.nii.ac.jp/records/2000015e97c5942-4ab5-433b-80b5-40ff5ce3254b
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2025-04-14 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | <研究ノート>大学進学以前の家庭的背景が将来の学習意識形成に及ぼす影響:大学での学びと卒業後の仕事に関するパネル調査をもとに | |||||
言語 | ja | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
小澤, 昌之
× 小澤, 昌之 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本稿では,大学在学時から社会人になるまでの意識変化を追跡したパネル調査をもとに,親学歴/家庭的背景などの社会経済的地位指標を従属変数として,大学進学以前および大学進学以降の学習環境を取り巻く状況(知識到達度,学習態度・意欲,学習へのレディネス等)に及ぼす影響を分析する。具体的には、両親の学歴のほか、出生後の経済的・文化的背景による家庭に関係する要因(親の教育的関与/本人の学校外教育利用等)が関連すると措定する。本稿では,有利な出身階層に属する回答者ほど,大学進学以前においても高い学力を獲得し,大学進学後においても,授業経験・学習経験や将来の進路選択においても高いパフォーマンスを獲得することを仮説として検証を進める。本調査の結果によれば,第1に調査対象者は幼少期から親による教育的サポートを受けており,大学進学までに塾・予備校など学校外教育機関のうち少なくとも1機関を利用していたことが判明した。第2に,家庭的背景などの社会経済的地位指標と大学進学以降の学習環境との関連については,出身学部の偏差値,従来型の授業形態を受けた経験を尋ねる「マスプロ型授業経験」、高校3年時の成績については学校外教育利用に一定の影響を及ぼすことが判明した。また実家の本の数や,将来の進路に役立つレリバンス型の授業を経験してきた「レリバンス型学習経験」のほか,性別および高校3年時の成績については親の教育的関与に一定の影響を及ぼすことが判明した。 | |||||
言語 | ja | |||||
bibliographic_information |
ja : 田園調布学園大学紀要 号 19, p. 81-93, 発行日 2025-03-31 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 田園調布学園大学 | |||||
言語 | ja | |||||
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収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 18828205 |