@article{oai:dcu.repo.nii.ac.jp:00000066, author = {櫻井, 登世子 and 本多, 潤子}, issue = {6}, journal = {田園調布学園大学紀要}, month = {}, note = {中学生の頃は、友達との関係や教師との関係が日常生活と深く結びつき、様々な悩みや混乱が生じる時期である。中学生の頃に感じた様々なストレスは、大学生になって日常生活を過ごす中で生じる友人関係や学業などに伴うストレスに影響を及ぼすのではないかと考えられる。本研究では、中学生の頃のストレスが大学生の日常的に経験するストレスにどのような影響を及ぼすのかについて、質問紙調査を実施し、各下位尺度得点間の相関を求めることにより検討した。 その結果、中学生の頃における環境の変化、中学生の頃の不安定な対人関係およびネガティブな事柄が大学生になってからも日常生活に影響を及ぼすことが示された。また、中学生の頃は自分自身についてのストレスを感じやすい時期であるが、本研究の結果は、自分自身についてのストレスが大学生になってからも継続するストレスであり、大学生になったからといって簡単に自分自身に対する見方がポジティブなものに変えられないことを示した。 中学生の頃の「ストレスのある生活事件」が大学生のストレスに及ぼす影響には男女差が見られた。男子は中学生の頃の転校、引越し、きょうだいの誕生などの家庭・生活環境の変化が大学生活で感じるストレスに影響を及ぼすが、女子にはこのような関係は見られなかった。中学生の頃に対処行動を指導する際、性差を考慮することが必要であることが示唆された。}, pages = {19--30}, title = {中学生の頃のストレスが大学生のストレスに及ぼす影響}, year = {2011} }