@article{oai:dcu.repo.nii.ac.jp:00000656, author = {松本, 葉子}, issue = {16}, journal = {田園調布学園大学紀要, Bulletin of Den-en Chofu University}, month = {Mar}, note = {わが国の福祉現場は,人材の確保,育成,定着離職に関する課題が山積している。組織として職員育成を考えること,また離職理由を知り,その対策をとることが喫緊の課題である。一般企業では働きやすい職場や効果的な働き方,離職率防止を見据えて「チームの心理的安全性」を促進し組織変革が行われてきた。一方,福祉現場は利用者へのケアの意識は高いものの,そこで働く職員のケアについての意識や手当てが遅れている。組織内にスーパービジョン体制を定着させるために必要なことは何なのだろうか。 これは目の前のスーパービジョン体制の構築だけを考えるのではなく,組織風土の変革・醸成→職場のチームの醸成→その上で質の良いスーパービジョン体制が築けるという段階があることに気づく必要がある。そしてすべての段階で心理的安全性が担保できているかどうかが組織内にスーパービジョン体制を定着させるために大切な鍵となる。心理的安全性を確保するためにスーパーバイザーはサーバントリーダーシップを発揮することが求められる。そのような地道な工夫や努力が組織の土壌を耕し,質の良いスーパービジョン体制を定着していくと考えられる。}, pages = {153--167}, title = {<展望論文>組織内にスーパービジョン体制を定着させるために必要なこと:医療ソーシャルワーカーの職場を例に}, year = {2022} }