@article{oai:dcu.repo.nii.ac.jp:00000652, author = {小澤, 昌之}, issue = {16}, journal = {田園調布学園大学紀要, Bulletin of Den-en Chofu University}, month = {Mar}, note = {大学在学時から社会人になるまでの意識変化を追跡した「大学生パネル調査」をもとに,卒業生の大学在学時における学習状況が,社会意識に与える影響について分析を行った。2000年代以降の日本社会は,個々人が人生のリスクに向き合うことを求められるとともに,「自己責任」が強く問われるようになったとされる。本稿では,大学時代の生活・学習要因,大学在学中の学習状況,卒業後の社会意識の3点に着目して分析を行った。第1に大学時代に消極的な姿勢で授業を受講してきた回答者は,自分自身を肯定的に捉えることに苦手な傾向にあり,日常生活や仕事に不安を抱えている一方,社会格差を認識しリスクを伴う事象に対し本人の結果責任を問う傾向が表れた。第2に大学時代の授業において実践的な知識を積極的に習得してきた回答者ほど,自分自身を肯定的に捉え,社会において能力を発揮しやすいことが判明した。}, pages = {103--116}, title = {<研究ノート>大学時代の学習態度と卒業後の社会意識の関連性:人文社会科学系学生を対象とした大学生パネル調査データをもとに}, year = {2022} }