@article{oai:dcu.repo.nii.ac.jp:00000065, author = {松本, 葉子}, issue = {6}, journal = {田園調布学園大学紀要}, month = {}, note = {高齢者虐待というストレスの高い仕事をしている援助者は、自身の感情を管理しながら試行錯誤しつつ日々実践をしている。しかし、このような虐待対応をしている援助職への支援についてはこれまで大きくは取り上げられてこなかった。 援助者支援については、従来からメンタルヘルスやストレス反応などに関する研究、もしくは事例検討会やスーパービジョンといった個別の事例に関する援助方法への示唆的研究の2種類が取上げられてきた。これらは援助者支援のためには不可欠であるが、さらに高齢者虐待現場で働く援助者を支援するための具体的な支援方法として、新しいモデル、アプローチの必要性が挙げられる。そこで、本論文では高齢者虐待にかかわる援助者への支援方法について、先行研究を踏まえた上で、援助者支援の新しい方法を提示する。 AAAは、援助者と高齢者・養護者とのよい関係形成と状況変化の糸口を見出すための具体的なスキルとツールを提示しているのが特徴である。AAAの考え方を身につけることで、クライエントのストレングスを捉えることができ、虐待者に対しても公的的な関係を築けるため、自然と援助者の負担感が減り、必要以上の共感疲労も抑えられ、結果として援助者への支援ができていると考えられる。実践家に役立つ援助者支援方法についてはまだ開発途中ではあるが、新たなアプローチとして有効だと考えられる。}, pages = {1--18}, title = {高齢者虐待に対応する援助者への支援に関する研究 : 解決志向アプローチを援用したAAA研修を例に}, year = {2011} }