@article{oai:dcu.repo.nii.ac.jp:00000644, author = {伊藤, 綾香 and 村井, 祐一}, issue = {15}, journal = {田園調布学園大学紀要, Bulletin of Den-en Chofu University}, month = {Mar}, note = {近年,一人暮らしの高齢者世帯が増加し,特に高度経済成長期に建設されたマンションや大規模団地などではその傾向が顕著である。核家族化の進行など家族的構造の変化に加え,価値観の多様化やセーフティネットとして機能する社会的枠組みの脆弱化,地域コミュニティの希薄化といったさまざまな要因から,高齢者の孤立に伴う生活課題は深刻になり,孤独死・孤立死などの増加が全国的にも大きな課題となっている。高齢者の孤立を防止するためには,地域住民同士のつながりを充実させ,日常生活における支えあい活動につなげていく必要があるが,中でも生活の異変に早期に気付き,時として命を守る仕組みとなる地域見守り活動は,安心・安全な在宅生活を継続させ,地域づくりを推進する基盤となっている。本稿ではまず高齢者が陥りやすい「孤立」,それが結果的に最悪の形で表出する「孤独死」,それを未然に防ぐセーフティネットとしての地域住民同士との「共生」の関係性を探る。そして,横浜市港北区の事例観察とキーマンへのインタビューを通し,住民によって主体的かつ継続的に見守り活動が行われている地域では,地域住民同士,行政,民生委員や社会福祉協議会の職員といった専門職を含むさまざまなアクターを有機的につなぐ「コーディネータ」とも呼べる人材が重要な役割を果たしていることを明らかにする。}, pages = {113--122}, title = {<実践報告>高齢者見守り活動におけるコーディネータの必要性とその役割:横浜市港北区を事例として}, year = {2021} }