@article{oai:dcu.repo.nii.ac.jp:00000635, author = {馬場, 康徳}, issue = {14}, journal = {田園調布学園大学紀要, Bulletin of Den-en Chofu University}, month = {Mar}, note = {我が国における高齢期の住まいは,近年,選択肢が多様化し様々な形態のものが存在している。本研究は,高齢者が健康なうちに住み替えを選択する住まいの一つである「サービス付き高齢者向け住宅」で生活する居住者の隣人との付き合いと居住継続意向に着目した。そして,入居当初からの共感によって生まれるつながりが高齢期の集住におけるコミュニティの形成と居住継続意向に関係しているとの仮説を立て検討を試みることにした。そこで,本研究では,都市部から離れた中山間地域に立地する「サービス付き高齢者向け住宅」に住み替えた居住者に対し,住み心地,居住継続意向,住宅内と近隣における居住者の付き合い等を中心にアンケート調査を実施した。 その結果,住み替えの理由,住み続けたい理由として,「生活の自由度が高いこと」,「住宅が立地する環境面に共感していること」,「安心で住宅の設備が整っていること」,「人間関係が良好であること」の4 点が特徴的であった。 健康なうちに住み替えを希望する高齢者にとって選択肢と成りうるサービス付き高齢者向け住宅は,居住者の間に類似の価値観があり,そこに共感し,その集団への帰属意識が高いほど,居住者間のつながりが容易に形成され,集住体におけるコミュニティ形成においても一定の効果が得られるものであると推測された。}, pages = {163--187}, title = {<研究ノート>高齢期における付き合いと居住継続意向:サービス付き高齢者向け住宅居住者を対象とした探索的研究}, year = {2020} }