@article{oai:dcu.repo.nii.ac.jp:00000630, author = {長岡, 智寿子}, issue = {14}, journal = {田園調布学園大学紀要, Bulletin of Den-en Chofu University}, month = {Mar}, note = {ヒマラヤ山脈の麓に位置するネパール連邦共和国は、その起伏に富んだ地理的環境のみならず、多様な民族から構成される豊かな社会文化的環境を兼ね備えた南アジアの一国である。経済的側面では世界の最貧国の一つに位置付けられる厳しい状況下にあるが、近年ではグローバリゼーションの下でメディアを活用した社会開発の展開がめざましい。その背景には、1990 年に国の政治体制が民主主義に移行したことから、国民の自由な社会活動や表現活動が認められ、活性化してきたことがあげられる。人々が自身の考えや意見を自由に表現することが可能になったことは、とりわけ、女性、少数民族、低カースト層の人々など、社会的マイノリティにとっては実に意義深い。 本稿では、ネパールにおける社会開発の新たな試みでもあるコミュニティラジオ放送の活動に着目するとともに、女性のみで運営に取り組むコミュニティラジオ放送局「Radio Mukt(ラジオ ムクティ)」の活動を手がかりに、ネパール女性の社会参加について考察する。}, pages = {89--100}, title = {<研究ノート>ネパール女性の社会参加の様相:「声」の民主主義の展開}, year = {2020} }