@article{oai:dcu.repo.nii.ac.jp:00000611, author = {國見, 真理子}, issue = {13}, journal = {田園調布学園大学紀要, Bulletin of Den-en Chofu University}, month = {Mar}, note = {今日のソーシャルアカウンティングは,歴史的変遷を経て,社会に対して果たすべき責任としての組織行動を説明するための幅広い概念を指すものとなっている。これは利害関係者に対する財務的説明責任はもちろんのこと,より広い範囲で所属する社会に対する責任を持つべきであるという意味では組織活動の非財務的側面の情報にも焦点を当てることを包含した概念といえる。 社会福祉法人におけるソーシャルアカウンティングが求められるようになってきた背景には,社会福祉サービスにおける準市場化がある。社会福祉サービスの公益性を担保するため,そして社会全体に対する説明責任として社会に不可欠な公平で平等な社会福祉サービスを担保するためにもソーシャルアカウンティングの重要性は高まっている。そのため,社会福祉法人には,これまで以上に幅広い説明責任としてのソーシャルアカウンティングが求められるようになってきたといえる。 本稿では,社会福祉法人のソーシャルアカウンティングの制度比較や実践状況の調査分析を行った。その結果,近年の社会福祉法等の改正によって社会福祉法人のアカウンティングの内容は着実に拡充されてきてはいるものの,財務情報がその中心的な内容であり,社会からニーズが高まっている非財務情報については今後の拡充が大いに望まれるところである。}, pages = {53--64}, title = {<研究論文>ソーシャルアカウンティングと社会福祉法人}, year = {2019} }