@article{oai:dcu.repo.nii.ac.jp:00000599, author = {清水, 道代}, issue = {12}, journal = {田園調布学園大学紀要, Bulletin of Den-en Chofu University}, month = {Mar}, note = {本研究では,東京府女子師範学校附属小学校の遊戯的学習の尋常一年の実践に着目し,遊びと学びの関係を捉えるとともに,その今日的可能性について検討を行った。大正自由教育における遊び論は,方法論,観念論に留まる傾向にあったが,「遊戯的学習」の実践は,遊戯と学習を一元的に捉えながら「遊び」への関与のあり方を検討するものであり,教育実践論の方向性や,子どもの遊びを生み出したり支えたりする教師の援助者としての役割を提示するものとなっていた。遊びや生活そのものが教材となり,子ども自身の興味関心を重視し,教育を分科的に扱うのではなく,遊びの中にあらゆるものが含まれているとして,合科的に総合的に指導されるものであり,遊びの共同体の構築を可能にしていた。遊戯的学習の実践は,主体的・対話的で深い学びや社会情動的スキルの育成にもつながるものであり,これからの幼小接続,スタートカリキュラムを構想する上でも示唆に富んでいるといえる。}, pages = {67--80}, title = {<研究論文>大正自由教育における遊び論に関する一考察:東京府女子師範学校附属校園の「遊戯的学習」の実践に着目して}, year = {2018} }