@article{oai:dcu.repo.nii.ac.jp:00000538, author = {國見, 真理子}, issue = {9}, journal = {田園調布学園大学紀要, Bulletin of Den-en Chofu Univeristy}, month = {Mar}, note = {社会保障関係費増大などで深刻化する財政赤字を前に,日本の社会福祉制度を支えてきた社会福祉法人(以下,「社福法人」と略す)は現在も適正な福祉経営を実践しているといえるのかという問題意識から,社福法人のディスクロージャーに焦点を当てて検討することが本稿の主目的である。社福法人は地域福祉において欠かせない存在である以上,事業内容のディスクロージャーは経営の健全性を確保するために重要であるからである。 他方,ディスクロージャーを推進する上で,忘れてはならないのはプライバシー保護である。現場では社会的弱者のケアが中心ということもあって,むしろプライバシー保護の過剰反応傾向すらみられることもある。そこで,ディスクロージャー推進の阻害要因ともなりうるプライバシー保護の問題を絡めつつ,本稿では社福法人のディスクロージャーの在り方を検討することを試みたい。福祉サービスの質の向上を目指すためには,個々人のプライバシーには配慮しつつも,介護事故のようなリスク情報を今後の教訓にするためには,適宜公表などを通じた社福法人のディスクロージャー推進が必要と考える。}, pages = {89--108}, title = {<研究論文>社会福祉法人のディスクロージャーに関する一考察:プライバシーとのバランスを巡って}, year = {2015} }