@article{oai:dcu.repo.nii.ac.jp:00000512, author = {伊東, 秀幸}, issue = {7}, journal = {田園調布学園大学紀要, Bulletin of Den-en Chofu University}, month = {Mar}, note = {1999(平成11)年、日本精神保健福祉連盟に「障害者スポーツ推進委員会」が設置され、その成果として宮城県(仙台市)において、2001(平成13)年9月に第1回全国精神障害者バレーボール大会が開催された。平成14年度には、高知県で実施された第2回全国障害者スポーツ大会のオープン競技として精神障害者バレーボールが競技種目として採用され、「全国精神障害者スポーツ大会」と名称を変更して実施された。その大会に向けてブロック大会の第1回大会は神奈川県で実施することとなり、実行委員会方式で運営を行った。  実行委員会方式で実施することは、神奈川県内の精神保健福祉関係団体・機関にとって好ましい行事であり、その達成を目標に関係団体等の関係性が強まっていくという利点がある。反面、実行組織としては脆弱であり、継続性や発展性を確保することが課題で、適正な役割分担と世代交代を意図的に図っていかないと大会そのものの実施が危うくなってしまう。さらに財政的な問題は大きく、現在は安定的な資金の確保ができない状況である。  平成17年度から平成24年度まで8回実施されている神奈川県大会では、平均19.7チームが参加しており、その数は大きな変化はなく推移している。しかし、川崎市、相模原市の2政令指定都市の参加チームが少なく、平成23・24年度については川崎市のチームは参加なしという事態となった。また、チームの母体について見てみると精神科医療機関のデイケアを母体としているチームが約6割で、残りの4割が、障害者自立支援法以前は地域作業所であった福祉事業所を母体としている。この比率についても大きな変化なく推移している。  今後の発展を考えると事務局体制や財政基盤の確立が必要であり、参加チームの増加を目的に啓発普及的なアプローチが必要である。}, pages = {1--16}, title = {神奈川県における精神障害者バレーボール大会の10年}, year = {2013} }