@article{oai:dcu.repo.nii.ac.jp:00000038, author = {川名, 正昭}, issue = {3}, journal = {田園調布学園大学紀要, Bulletin of Den-En Chofu University}, month = {}, note = {近年、学生の学力低下が問題となっているが、知識の詰め込みではなく、学問そのものに興味を持つよう、様々な実践学習が試みられている。大学における実践学習の取り組みは、文部科学省のGP(Good Practice)などでも多く見られる。工学分野では理論と実践を通して理解を深め、学生の自由な活動を積極的に支援する金沢工業大学「夢考房」のような取り組みが高い評価を受けている。 現代の日本では、地域での自立した生活を送るとともに、誰もが自分らしくいきいきと暮らしていけるよう、一人ひとりを尊重し、お互いに支えあうことが求められている。この自立生活を豊かにするためには、福祉用具の活用などによる自助や地域住民による共助が重要である。援助者は、そうした支援技術・サービスを創出したり、コーディネートしたりする能力がより一層求められることとなる。これら能力は机上の学びだけでなく、実践学習との組み合わせでより深く理解し、身につけられるものと考える。 本学で取り組む「福祉考房」では、4つの具体的な実践学習を進めている。活動に参加した学生のアンケート結果から、福祉考房の取り組みは学習の意欲を向上させ、福祉への理解を深めるために有意義であることがわかった。また、大学の地域貢献活動としても意義のあるものである。この取組みが、福祉援助者としての成長を促し、将来の進路にも好影響を与える実践学習のひとつであることを示せた。}, pages = {149--172}, title = {田園調布学園大学「福祉考房」の取り組み--社会福祉士養成課程における実践学習の試み}, year = {2008} }