@article{oai:dcu.repo.nii.ac.jp:00000036,
 author = {Ree, Scott},
 issue = {3},
 journal = {田園調布学園大学紀要, Bulletin of Den-En Chofu University},
 month = {},
 note = {本稿では、バラク・オバマ氏の民主党大統領候補指名選挙運動に注目し、特に、演説原稿の演出法に焦点を当てながら、サウス・カロライナ州予備選勝利演説の批判的談話分析を行う。
分析によって、物語性、スローガンの信頼性、包括的連体詞を活用して、演説はポップ・カルチャーの領域に入り、オバマが、人民の、人民による、人民のための運動をリードして、アメリカの政治と社会契約を変えることができるということを、効果的に聴衆に伝え、聴衆を説得していることが判明した。オバマ氏が、最近のマーケティング技術、ブランド商品化、選挙資金の役割、ディスカーシブな合法性への促進キャンペーンに信頼を置いていることは、初の黒人大統領候補指名者という類のない話題と、彼の安心感を与える演説口調の裏に、社会体制は旧態依然としていること、そして、ヘゲモニーを声高に叫ぶ声が、構造的な不平等と社会的不正義の存在を打破しようとする本格的な挑戦を黙らせている可能性があることを示唆している。},
 pages = {119--136},
 title = {批判的談話分析 バラク・オバマ氏の民主党サウス・カロライナ州予備選勝利演説に見る社会的文脈と効果},
 year = {2008}
}