@article{oai:dcu.repo.nii.ac.jp:00000122, author = {原田, 和幸}, journal = {人間福祉研究, The human welfare review}, month = {Dec}, note = {自立生活運動(IL運動)を契機として障害者支援においては当事者性が重視され,ピア・カウンセリングやセルフ・ヘルプ・グループなどの様々なアプローチが開発されてきた。こうした取り組みは一定の成果を上げているものの,障害者支援の主流となるにはまだ多くの課題を残している。本研究は,自立支援システムの構築にあたっての理論的枠組みを得ることが目的としたが,自立支援思想の基本的な概念であるノーマライゼーション,自立,人権,自己決定,国際障害分類(ICIDH-2)などにおける課題の明確化を試みた。主体性と関係性が分離された論理展開によって生じる矛盾を指摘し,ワロンの発達理論や鈴木亨の響存哲学の推論式(存在者逆接空)を用いてそれらを統合した基本構造を検討した。また,主体性と関係性の二重構造をモデルの柱としたシステム論的アプローチを用いることにより実践の方向性を示した。}, pages = {79--112}, title = {障害者自立支援システムに求められる機能と構造 : 主体性・関係性の視点による「共に生きる」システムの構築}, volume = {3}, year = {2000} }